現在の当社を取り巻く環境は、IoTやAI、5G等の急速な技術革新によりその変革のスピードが加速するとともに、ITを活用する時代からITがビジネスを牽引する時代へと、その全体像が大きく変容しつつあります。
この様な環境変化の中、当社ではお客様の新たな技術的ニーズにお応えすべく社内の教育研修機関である「KSKカレッジ」の体制・機能を一層充実させ、一人ひとりの社員の技術力と人間力の更なる向上に注力しております。
また、当社の強みの一つである現場力の更なる強化に向け全社一丸となって「品質向上運動」を展開する他、お客様に感動をお届けできるようなサービスの提供を目指した「CS向上運動」に長年取り組み、お客様満足度の向上に努めております。
一方、社員の働きやすい環境整備の観点からは、当社の全ての活動のベースとなる「チーム制」と各種エンゲージメント施策を積極的に展開する事により、3年連続で「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受ける他、2019年2月には経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄」として選定されました。
これからも「働き方改革」の趣旨を尊重するとともに、経営理念に掲げる人間中心の経営を徹底し、一人ひとりの社員が楽しく仕事に向き合い、社員同士が信頼と共感で結びついた健全で活力みなぎる企業風土の醸成に努めてまいります。
そして2019年度からは、新たに策定した中期経営計画「TRUST 50」がスタートします。
「TRUST 50」で掲げた5年後の目標である、究極のKSK品質の確立、考える現場、そしてプレミアムサービスの提供を実現し、あらゆるステークホルダーの皆さまから厚く信頼される「Team KSK」を目指してまいります。
皆さまにおかれましては引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 牧野 信之