営業の概況

IR情報営業の概況

概要

当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大や、それに伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出もあり、厳しい状況が続きました。秋口以降は、ワクチン接種率の高まりや各種政策の効果等による感染者数の減少に伴い、経済活動の正常化、景気回復への展望も開けてまいりました。しかしながら、その後、オミクロン株による感染症の再拡大やウクライナ情勢の緊迫化等から、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当社グループが属する情報サービス産業界においては、コロナ禍における行政のデジタル化や働き方改革等の新常態へのシフト、並びにDX(デジタル・トランスフォーメーション)や5G、IoT等に関連する市場の拡大により、今後一層の需要の伸長が期待されております。

このような環境の中、当社グループでは、マーケットが求める新たなニーズに柔軟かつ的確に対応しつつ、品質及び技術力向上施策を基盤とした、付加価値の高いITサービスの提供に努めてまいりました。また、新卒新入社員に対し、技術力・人間力のバランスが取れた基礎教育を実施する等、人材育成、早期戦力化に向けた成長投資を積極的に行うことで、新常態に向け拡大する市場の需要に適応できる体制を整えてまいりました。さらに、将来の事業発展には欠かせない新卒社員等の採用活動につきましても積極的に推進してまいりました。

なお、当社グループでは従業員一人ひとりの健康を最大の経営資源と捉え、健康増進に向け様々な活動を継続的に行っており、本年3月、経済産業省と東京証券取引所が共同で選出する「健康経営銘柄」に4年連続で選定されました。また、「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも6年連続で認定されました。

セグメント別売上推移

事業部門 売上高 前期比
システムコア事業 33億92百万円 4.5%増
ITソリューション事業 44億75百万円 5.2%増
ネットワークサービス事業 107億56百万円 7.0%増

セグメント別サマリ
・売上推移

システムコア事業

通信機器部品の機構設計、医療装置の設計開発業務に関しては堅調に推移しております。一方、車載関連の半導体設計並びに組込ソフトウェア開発に関しては、市況の悪化に伴い受注量が減少したものの、通期では回復の兆しも一部に見え始めていること等から、売上高は3,392百万円(前連結会計年度比4.5%増)、セグメント利益は848百万円(同11.3%増)となりました。

ITソリューション事業

スマートデバイス検証サービスが堅調です。自社開発のパッケージソフトウェアの受注も積み上がる一方、その他システム開発案件の一部受注実績が伸び悩んでいること等から、売上高は4,475百万円(前連結会計年度比5.2%増)となりました。費用面においては、自社開発のパッケージソフトウェアの減価償却が終了し、改良等の追加投資も一巡したこと等から、セグメント利益は852百万円(同43.9%増)の大幅増益となりました。

ネットワークサービス事業

ポストコロナの新常態を見据えた、企業のネットワーク新規構築や運用・保守業務の旺盛な需要に対し、受注機会を的確に捉え対応できるよう、継続的かつ積極的に人材投資を行ってまいりました。その結果、売上高は10,756百万円(前連結会計年度比7.0%増)、セグメント利益は2,224百万円(同11.8%増)となりました。